負の感情(怒り・恨み・憎しみ=エゴの反応)を大切にしていますか?
多くの人は、怒りや憎しみなど、自分に都合の悪い感情を無かったことにする傾向があります。
でも、抑圧された感情は消えて無くなることはなく、傷口は膿んで悪化するだけです。
例えば「怒り」を我慢していると、無意識または意図的に自分や他人を傷つけます。
自分を傷つけるだけならまだしも、他人を傷つけていることに無自覚な人が大半なので厄介です。
自分を愛するとは、適切な時に適切な感情を受け留められること。
シンプルなことに気づかず、苦しんでいる方が本当に多いので気になります。
感情反応は「今の自分」を知る指標ですから、どんな感情も大切なのですよ。
母娘関係で葛藤がある方は、”母の愛”を求めて怒りを感じていると思っているかもしれません。
でも私が感じるかぎりでは、実際に相談者さんが求めるものは、「マイナスの感情があってもいい」と、自分で自分を許す健全な自己愛です。
多くの方が、自分で「等身大の自分」を認められず、それでいて「自己肯定感が低い…」と悩んでいます。
自己肯定感が低い原因は、エゴがある自分を否定している「自分」です。
怒り・恨み・憎しみを無かったことにして、”良い人”を演じていませんか?
自分に優しくなりましょう。